露地の飛石に端を発する庭の園路も、時代と共に様々な形に進化してきました。飛石は歩き方を強制しますが、延段(石畳)にすれば歩幅に関係なく自由に歩けます。
園路は庭の散策路であるとともに、庭の点景物、庭の見せ場にも成りえる、庭の中では非常に重要なポイントです。歩きやすさが重視されるアプローチと違い、目地の深さや段差、幅なども自由に変えられるので、和洋を問わず様々なバリエーションが楽しめます。
露地の飛石に端を発する庭の園路も、時代と共に様々な形に進化してきました。飛石は歩き方を強制しますが、延段(石畳)にすれば歩幅に関係なく自由に歩けます。
園路は庭の散策路であるとともに、庭の点景物、庭の見せ場にも成りえる、庭の中では非常に重要なポイントです。歩きやすさが重視されるアプローチと違い、目地の深さや段差、幅なども自由に変えられるので、和洋を問わず様々なバリエーションが楽しめます。
自然な雰囲気の庭には、山石をランダムに畳む「あられこぼし」がよく似合います。直線的な枕木や切石を組み合わせると、自然でかつモダンな雰囲気も出てきます。
山の木を植えた庭では、「あられこぼし」でさえ人工的に見えてしまうことがあります。
庭であることを忘れてしまうような野趣的な雰囲気を、小砂利の道がつくりだします。
短い距離の通路を山の雰囲気に。
壁際に設けたボーダー花壇を仕切る枕木の小道。
「まさ土」という花こう岩の風化土を使った三和土(たたき)の園路。
素材自体が元々、土であることと、緩やかな曲線を持たせることで、庭に柔らかで伸びやかな雰囲気を醸し出します。
渓谷のような景色の中を回遊する庭です。
切石と鳥海石のゴロタを合わせた「行」の延段。飛石も鳥海石です
ランダムな山道風延段で庭を回遊します。
流れの護岸を兼ねた苔目地の石張り
川石を据えた飛石と短い延段