一番近い山の様子を映した、「庭」を意識させない場所。
この場所は人の暮らしとともにあり、人と生き物が共生できる「庭」。
下草はフキ、ミズ、シダ、ユキザサ、ショウジョウバカマ、ヘビイチゴなど
ここを、限りなく山に近づけたかった。だから、人の気配を消し、作庭の痕跡を消す。
風景から人為を消し、人を受け入れる景色をつくる
同じ秋田でも、土地によって生えている木や草は少しずつ違う。できる限り、この土地の山の植生を再現した
「ちょっとそこまで出かけてくる」そんな感覚で、野鳥たちが木の実を食べにきてくれたら嬉しい。
鳥たちに運ばれ、実生の木々たちが芽生える。鳥たちとともに造る庭
ここに住まうご家族は、実生の木々も大切に残している