露地を進むにつれて下草の山野草が平地から深山の植生へと変化する
ここは、白神山地の麓の町。沢伝いに山道を歩く様子をイメージした。露地の飛石、延段、蹲踞には3年掛けて集めた地産の川石を使った
中門は迎付の所作が出来ればいいということで役石をやめ、延段で通した。ゴロタは鳥海石
護岸の石は既存の鳥海石。蹲踞は枯れ流れの中にあり、水鉢は自社で穴を開けたもの
深山の木としてハイビャクシン、シャクナゲなどを植えた。下草はミヤマタチバナ、サギソウ、ダイモンジソウ、シラネアオイなど
灯篭の台石は、家の基礎などに多く使われてきた地産のゼオライト系の石
「水琴窟の露地」
作庭年度:1997年/撮影:2007年
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