能代市 作庭 2006年11月〜2007年5月
(2009年8月撮影)
2006年に作庭させていただいた「テラスを行く流れと山野草の庭」の二期工事、軒下の改修工事をご紹介します。
施工前
施工中
施工中
完成
完成
使用した石は県内産のもので、大館地方で産出する凝灰岩です。見た目は大谷石と似ていますが、大谷石よりも緑色が濃く石肌も綺麗。粘性が強く重量もあるので強度があります。石質の関係上、長年風雨に晒されると風化しますが、庭の中では、『風化は劣化ではなく景色』。素材の変化もまた庭の楽しみです。
庭との繋がり
自然石の石張りが直線的な大谷石の中に道を作り、沓脱石から庭へと歩を誘う
既存の平板も活用した犬走りとの接続部分
十和田石で、プラスチック製の流しを囲う
コンクリート擁壁への土の上塗り
山道の周りに、シャクナゲやエビネが花を咲かせる
庭の新緑とツツジの開花
水鉢への給水はサルスベリの剪定枝
2007年 5月 作庭地 能代市
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ブログ・紅の葉の木陰より