作庭後30年ほど経過した庭の改造です。3年掛かりで樹木を透かしに直し、その後に改造に掛かりました。庭の中には滝石組を配した池がありますが、庭から湧いた水もゆるやかに蛇行、池へと注ぎます。庭内はランダムな山道風の石畳で回遊、歩きながらお手持ちの山野草を楽しめるようにしました。 庭の中央部には直線的な大谷石のテラス。モミジの木陰の下、お茶を楽しめたら最高です。
2006年11月作庭 能代市
庭の結界となる石積み。
石積みは、寝転んで手を広げる怪獣のよう。
山野草の中を行く山道
テラスの全景
縁側から見た景色
テラスの中を蛇行する流れ
テラスは、モミジの木陰の下にある
水源となるバードバス。筧は剪定したサルスベリの枝
筧の立ち上がりとなる 立石には小窓がある
夜になると、小窓から灯りがこぼれる
バードバスから繋がる流れ
蛇行しながら池へと注ぐ流れ
護岸の鳥海石の石張りは苔目地
谷石のテラスから露頭する鳥海石
バードバスを正面から見る